Los Angeles 111, Utah 104
コービー、26得点、レイカーズ、ジャズに王手!
Andrew D. Bernstein/NBAE/Getty Images
26得点、7アシスト、6リバウンドをあげ、111-104と第5戦勝利に導いたコービー・ブライアント

ロサンゼルス、5月15日:
コービー・ブライアントの背中痛はもう心配ない。第5戦で痛みに苦しんだコービーが26得点をあげ、ロサンゼルス・レイカーズがジャズを111-104と突き放して勝利。ウェスタン・カンファレンス・セミファイナル・シリーズを3勝2敗として、王手をかけた。

16日(金)のユタでの第6戦に勝てば、2004年以来初のカンファレンス・ファイナルに進出が決まる。だがもし負ければ、第7戦をステイプルズセンターで19日(月)で戦うことになる。レイカーズはステイプルズセンターが1999-2000シーズン前にオープンして以来、17勝3敗とジャズを圧倒している。

今季のプレイオフ・セカンドラウンドでは、ホームチームが20勝19敗と驚異的な強さを見せている。レイカーズはウェスタン・カンファレンス、トップシードで終え、ポストシーズンの最初の3ラウンドのホームコート・アドバンテージを手に入れた。「それを手に入れるためにレギュラーシーズンはプレイするんだ。何故かと言うと、このリーグではそれがかなり大きくものをいうからだ」とジャズのジェリー・スローンHCはホームの重要性を語った。

レイカーズのフィル・ジャクソンHCは事前に第5戦を絶対に勝たなくてはいけないとは言わなかったが、「我々が最初の2試合を制し、ジャズが次の2試合をものにした。今度はうちが制する番だ。そういうことだ」と付け加えた。

コービーは11日(日)のユタでのオーバータイムの末に115-123と負けた第4戦の最初数分に背中を捻った。だが痛む背中で46分もプレイし、33得点、8リバウンド、10アシストと奮闘したが、試合は負け、2勝2敗のタイに戻された。12日(月)、13日(火)の練習を休んで治療を受けたMVP、コービーは、第5戦では深刻な影響は見せず、プレイできないということはなかった。

コービーは6リバウンド、7アシストも記録したが、第4Qにはわずか3得点に終わった。しかもすべて結果が見えてからフリースローであげたもので、フィールドゴール試投は一度もなかった。だがラマー・オドムが22得点、11リバウンド、パウ・ガソルも21得点、6リバウンド、8アシスト、ウラジミール・ラドマノビッチも15得点、デレック・フィッシャーも14得点と、先発陣がすべて二桁得点をあげる貢献をした。レギュラーシーズンでも先発5人が全員二桁得点をあげると、17勝1敗とダントツの強さを見せていた。

対するジャズもスターター5人がすべて二桁得点をあげたが、あと一歩のところで及ばなかった。デロン・ウィリアムスが27得点、10アシスト、カルロス・ブーザーも18得点、12リバウンド、ルーニー・ブリュワーもキャリア・プレイオフ・ハイの16得点、メメット・オコワーも13得点、13リバウンド、アンドレイ・キリレンコも12得点と健闘した。

試合はコービーが最初の50秒間に3ポイントに続いてジャンパーを決めて、背中は大した問題ではないことをすぐに示した。ジャズもブリュワーが最初の4本のショットを決めて反撃したが、ターンオーバーを5つも犯して8-15とリードされた。このシリーズ最初の4戦で5.5得点のアベレージに終わっていたラドマノビッチが、連続3ポイントを決めて10得点をあげ、レイカーズが25-16とリードした。だがジャズも26-29と3点差に追い上げて第2Qに突入した。

第1Q無得点だったガソルが第2Qに9本中6本のショットを決めて15得点をあげ、32-28と差をつけ61-54とリードして前半を終了。ジャズは最初の24分間に15のターンオーバーを犯したが、わずか7点差に留まった。

第2Qには一時12点差をつけられたジャズだったが、第3Qスタートから15-8と猛攻をかけ、デロン・ウィリアムスの3ポイントで残り7分38秒に69-69の同点に遂に追い上げた。コービーが最後の6得点を含む10得点をそのクォーターにあげて引き離しにかかったが、ジャズが81-81のタイに戻して最終クォーターを迎えた。

第4Q序盤に84-84と4度目の同点とされたが、ルーク・ウォルトンのこの試合唯一の得点となるフリースロー1本で、残り9分54分に85-84としてから、レイカーズはそのままリードを保った。残り6分19秒のオドムの3ポイントプレイで97-91とリードしたが、負けられないジャズもショットクロックぎりぎりにウィリアムスが3ポイントを決めて、残り2分18秒には100-101と1点差に追い上げた。

だがジャズの追い上げはそこまでとなった。残り1分18秒のオコワーのレイアップで102-103となおも1点差につめたが、ガソルが値千金のショットを2本決めて残り20秒には107-102とした。ウィリアムスの3ポイントは外れ、ジャズの反撃も終わった。

これで対ジャズ、ホーム7連勝を飾ったレイカーズだが、2日後の第6戦はこのシリーズで2連敗したユタでの試合となる。昨シーズンに続いてカンファレンス・ファイナル出場を狙うジャズにとっては、もう後がない。全力で向かってくるそのジャズに対して、王手をかけたレイカーズがシリーズを制することができるのか。壮絶な試合が予想される。